2008年07月31日

戦争を語る季節

一昨日は浜松市博物館に行きました。
なつかしい昭和のムードいっぱいの怪獣博物館開催中でした。昔の暮らし体験も
やっていたので、炭火を入れた片手鍋をアイロンとして使って布のシワを伸ばす、
というのが面白くて何回もやっていた子もいました。

昨日は、戦争の話をしながら「すいとん」を作りました。
おじいちゃん、おばあちゃんも若くて戦争の記憶がないため、戦争の話をして
もらったことがない子が多いのです。
戦争中は食料が足りなくて、米も少ないから、小麦粉や雑穀の粉で作った団子を
入れて、ダシやしょうゆもないので海水を汲んできて味付けした汁に、芋のつるや
野菜くずを入れただけの「すいとん」を食べていたんだよ、と話しました。
もちろん、私も体験はなく、聞いた話をそのまま伝えているわけですが、
「戦争になったらどうする?」という問いに「えー?べつにー?戦うよー」と答える
子に大きな不安を覚えました。知らないということは恐ろしいことです。大人には
伝える義務があるのです。

戦争を語る季節
戦争を語る季節

当時の再現ではなく、人参・かぼちゃ・大根・油揚げがたっぷり入った美味しいすいとんを作ったので、子どもたちは「おいしいね!」と何回もおかわりしました。
「戦争中は美味しいものを食べていた」と間違わないように、「戦争中はこんなのじゃなかったんだよー」と念を押しました・・・

戦争を語る季節




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